STORM METER(ストームメーター)とは
「予言しない。観測する。」
株式会社PELでは、米国株式市場を中心とした複数の市場データを観測し、現在の市場環境を独自の「危機スコア」として可視化する**STORM METER(ストームメーター)**を開発しています。
現在、Instagram、X、ThreadsなどのSNSでも、ストームメーターの観測結果を発信しています。
SNSで初めて見た方の中には、
「この数字は何を意味しているの?」
「何をもとに計測しているの?」
「数字が上がったら、どうすればいい?」
と思った方もいるかもしれません。
この記事では、そんな方に向けて、ストームメーターが生まれた理由から、その考え方、使い方まで詳しく解説します。

STORM METER
経営に、市場観測という武器を。
予言しない。観測する。
そもそも、ストームメーターとは?
ストームメーターは、米国株式市場を中心とした複数の市場データを観測し、市場の警戒度を0〜100の「危機スコア」として可視化する、PEL独自の市場観測システムです。
目指したのは、金融の専門家だけが理解できるものではありません。
大切にしたのは、
「朝、一目見ただけで現在の市場の状態がわかること。」
経営者の朝は忙しいものです。
毎日、株価、金利、債券、ボラティリティなど、複数の金融データを一つずつ確認して分析するのは現実的ではありません。
だから、それらの市場データを観測し、
「今はどのくらい警戒しておくべきなのか」
を一つの数字として確認できるようにしました。

複数の市場データを観測
↓
PEL独自のアルゴリズムで分析
↓
危機スコア 0〜100
↓
現在の市場環境を一目で確認
開発の始まりは、約3年前
ストームメーターの構想が始まったのは、約3年前です。
きっかけは非常にシンプルでした。
「PELのお客様が、一目で直近の株式市場の変化を確認できるツールを作れないか。」
これが、すべての始まりです。
株式会社PELには、企業経営者だけでなく、IFAやファイナンシャルプランナーなど、金融・資産形成に関わるお客様もいます。
また、確定拠出年金に関わる事業に携わる立場からも、市場を継続的に観測する必要がありました。
そこでPEL自身が市場を観測し、その結果を分かりやすく提供できる仕組みの開発を始めました。
開発の中で最も時間をかけたのが、指数の精度です。
過去の市場データを蓄積し、実際の市場の動きと照らし合わせながら、テストと改善を繰り返してきました。
その過程を経て現在のストームメーターにつながっています。
なぜ「米国市場」なのか?
ストームメーターは、日本市場ではなく、米国株式市場を中心に観測しています。
理由は大きく二つあります。
一つは、世界の金融市場を考えるうえで、米国市場と米国の経済・金融指標が非常に大きな影響力を持っていること。
そしてもう一つが、日本の個人投資家の投資環境が変化していることです。
NISAなど資産形成制度の普及もあり、日本に住みながら米国株式や米国株を組み入れた投資信託などへ資金を振り向けることも一般的になりました。
つまり米国市場の変化は、決して「海外で起きている、自分には関係のない話」ではありません。
個人の資産運用はもちろん、金利や景気などを通じて企業経営にも関係してきます。
だからこそPELでは、米国市場を中心としたストームメーターを開発しました。

米国株式市場・金融市場
↓
世界の金融・経済環境
↓
日本の株式・金利・投資環境
↓
企業経営/個人資産
ストームメーターは何を見ているのか?
ストームメーターでは、VIXをはじめ、金利、債券、信用市場、株式市場など、複数の市場データを観測しています。
ただし、重要なのは「何を見るか」だけではありません。
ストームメーターでは、大きく二つの観点から市場の変化を捉えています。
一つ目が、
「現在、どの水準にいるのか。」
市場で警戒すべきと考えられる水準へ各指標が近づけば、ストームメーターの危機スコアにも影響します。
そして、もう一つ。
PELが特に重要だと考えているのが、
「どのように、その数字まで動いたのか。」
です。
「現在地」だけでなく「変化」を見る
例えば、ある市場指標が同じ「100」という数字だったとします。
数週間かけてゆっくり100まで上昇した場合。
数日で70から100まで急上昇した場合。
同じ「100」でも、その意味は必ずしも同じではありません。
市場では、急激な変化そのものが重要なシグナルになる場合があります。
だからストームメーターでは、単純な数値だけではなく、変動幅や変化のスピードも重要な観測対象としています。
つまり、
「今、危険な数字なのか?」
だけではなく、
「昨日までと比べて、何かが変わり始めていないか?」
を見ています。

① 現在の水準
「今、どの位置にいるのか?」
+
② 変動幅・変化のスピード
「どれくらいの速さで変化しているのか?」
↓
市場の“異変”を観測する
なぜ、計算方法をすべて公開しないのか
ストームメーターでは、複数の市場データとPEL独自の評価方法を組み合わせています。
どの指標を、どのタイミングで、どの程度評価するのか。
そして、それぞれの変化をどのように最終スコアへ反映するのか。
この詳細なアルゴリズムについては、ストームメーターのコアとなる部分のため公開していません。
ただし、感覚だけで数字を決めているわけではありません。
開発では過去の市場データをもとにデータベースを構築し、過去の下落局面などを含め、実際の市場の動きと照らし合わせながらテストを繰り返してきました。
過去データを使った検証では高い再現性を確認しています。
しかし、ここで非常に重要なことがあります。
過去に機能したからといって、未来も同じように機能するとは限りません。
だからPELは、ストームメーターを「未来を当てるためのツール」とは考えていません。

未来を当てる。 ×
現在の変化を観測する。 ○
予言しない。観測する。
「予言しない。観測する。」という考え方
これは、ストームメーターで最も大切にしている考え方です。
ストームメーターは、
「明日、株価が暴落します」
「ここから株価が上昇します」
といった未来を断定するためのものではありません。
あくまで、経営者や投資家が判断するための材料の一つです。
経営者が10人いれば、10通りの考え方があります。
会社の財務状況も違います。
資産状況も違います。
性格も違います。
リスクを取れる範囲も違います。
だから、ストームメーターが「こうしてください」と答えを決める必要はありません。
私たちが提供したいのは、
「市場で何かが変わり始めているかもしれない。」
と気づくための観測値です。
数字が上がったからといって、答えを焦らない
ストームメーターを見るうえで、特に注意してほしいことがあります。
それは、
「答えを焦らないこと。」
です。
例えば、危機スコアが急激に上昇したとします。
そこで、
「全部売らなければ」
とすぐに結論を出すためのツールではありません。
まず、
「なぜ数字が上がったんだろう?」
と考える。
そして、その日の株式市場や金利など、自分に関係する情報を確認してみる。
ストームメーターは答えそのものではなく、深掘りを始めるためのきっかけです。
おすすめの使い方は「毎朝見るだけ」
ストームメーターの基本的な使い方は、とてもシンプルです。
毎朝、一度確認してください。
これだけです。
毎朝、詳細な分析をする必要はありません。
昨日と数字がほとんど変わっていなければ、
「今日も大きな異変はない。」
と確認して、そのまま一日を始めれば大丈夫です。
数秒で終わります。
ところが、
昨日から数字が急激に上がった。
あるいは、
ここ数日、少しずつ上昇を続けている。
そんな変化があれば、そこで初めて詳細を確認します。

朝、ストームメーターを見る
↓
変化なし
→ そのまま一日をスタート
異変あり
→ 詳細を確認
→ 市場・金利などを確認
→ 必要に応じて行動を検討
これは「安全確認」に近い
毎日見るからといって、毎日市場を心配してほしいわけではありません。
むしろ逆です。
何も変わっていなければ、
「今日も大丈夫そうだ。」
と確認して終わればいい。
私たちは、ストームメーターを毎朝の安全確認のような存在にしたいと考えています。
普段は気にしない。
でも、異変があったときには気づける。
そして気づいたら、その理由を調べる。
そのために毎日確認します。
自分の予想と比較してみる
もう一つ、おすすめしたい使い方があります。
それが、
「自分の予想とストームメーターを比較すること。」
です。
例えば、自分では、
「市場はしばらく落ち着くだろう」
と考えている。
ところが、ストームメーターは少しずつ上昇している。
そこで重要なのは、
「自分が正しい」
「ストームメーターが正しい」
とすぐに決めることではありません。
なぜズレているのかを考えることです。
翌日。
翌々日。
さらに観測していく。
自分の想定と市場の観測値にズレがあれば、自分が見落としている情報がないか確認してみる。
ストームメーターは、そんな自分自身の考えを点検する材料としても使うことができます。
危機スコアが上がったら、どうする?
ここに唯一の正解はありません。
例えば個人投資をしている方なら、
保有しているポジションを確認する。
定期的に投資している金額を確認する。
市場環境や金利を調べる。
こうした行動を始めるきっかけになります。
経営者なら、もう少し視点が広がります。
市場環境だけでなく、金利や借入コスト、今後の資金繰りなどについて確認するきっかけにもなります。
重要なのは、
「危機スコアが上がった=○○する」
と一律に決めることではありません。
「危機スコアが動いた=自分に関係するものを確認する」
これが基本です。

STORM METERで異変を確認
↓
個人投資
ポジション/投資額/市場環境を確認
企業経営
金利/借入/資金繰りを確認
判断に迷う
専門家へ相談
↓
最後に判断するのは自分自身
PELのお客様には、専門家への相談導線も
株式会社PELのお客様には、ストームメーターの変化をプッシュ型でお知らせしています。
さらに、
「数字が急に上がったけれど、自分はどうすればいい?」
「今の資産状況を確認したい」
「今後の運用について相談したい」
という場合には、株式会社PELが提携するIFAやファイナンシャルプランナーへ相談することもできます。
一方、この記事をSNSから見ている一般の方については、まずはストームメーターを知っていただくことから始めてほしいと考えています。
まずは、毎朝見てみてください。
現在、一般の方に向けたストームメーターの観測結果は、株式会社PEL代表・三原のSNSアカウントを中心に発信しています。
まずはSNSをフォローして、毎朝ストームメーターを確認してみてください。
一日だけではなく、
一週間。
一ヶ月。
と見続けてみる。
何も変わらない日もあります。
少しだけ動く日もあります。
突然大きく動く日もあります。
毎日見ているからこそ、その変化に気づくことができます。
毎日ストームメーターを見ると、その先の行動が変わる。
私たちがストームメーターを通して実現したいのは、単に「危機スコアを見てもらうこと」ではありません。
ストームメーターを見て、
「今日は何も変わっていない。」
と確認する日もあれば、
「今日は何か違う。」
と感じる日もある。
そこから市場を調べる。
金利を見る。
自分の資産を見る。
会社の資金について考える。
専門家に相談する。
その最初のきっかけを作ることが、ストームメーターの役割です。

まずは毎朝、確認する。
STORM METER
経営に、市場観測という武器を。
予言しない。観測する。
SNSをフォローして、明日の朝からストームメーターを確認してみてください。
その先で何が変わるのか。
ストームメーターを毎日見ることで、何が変わるのか。
それを私たちが決める必要はないと思っています。
経営判断が変わるかもしれません。
投資に対する考え方が変わるかもしれません。
ニュースを見る視点が変わるかもしれません。
市場に対する感覚が変わるかもしれません。
どう変わるかは、あなた自身が体感してみてください。
未来を当てるためではなく、
未来について考えるために、現在を観測する。
予言しない。観測する。
STORM METER|株式会社PEL
